一方で、こうした問題に対する処方箋もあると思います。
まず教育の面ですが、大人の社会で「競争から協奏へ」と言われているように、
子供の教育でも「競争から協奏へ」が必要になってきていると思います。
それはつまり、大人から子供への知識の一方通行でなく、子供同士の相互の
教育をできるようにすることでもあります。
子供は大人の鑑。ならば教育は社会の鏡ではないでしょうか。
さらに現在の学校に集まって、教師という専門家が教えるというスタイルを変え、
ネットや放送技術を利用することにより、教育にかかるコストを抑えるという考え
方も出来ます。
このようなサービスはすでに予備校や大人相手の教育機関で
実施されているのでいろいろと参考になると思います。
もちろん、子供同士の触れ合いの時間が減るという問題もありますが、
それは乗り越えるべき課題として考えるのだと思います。