許可をいただいて、あるマイミクさんの日記から引用させていただきました。
---(以下引用)---
『当然の結末だけれど』
1号から4号の廃炉は、海水を注入した段階で、テクニカルには決まっていた。
だから、東電は最後まで海水注入を躊躇したのだろう。それはいいとしても、
7号、8号の増設計画を中止して、これからどうするんだろう?
エネルギー政策の白紙再検討を豪語された総理は、すでに、安全であれば
原発の稼動を推進する趣旨のご発言をめされた。
つまり、こういうことです。
「エネルギー政策は、一旦白紙にして、
もう一度安全性を一段あげて原子力政策を立て直す」
日本のエネルギー政策は、現状ではこれ以外考えられない。
火力と簡単にいってくれるけれど、なぜ日本が火力をおさえて原子力開発に
踏み切ったかを考えればこれは当然だ。総理は考えてなかっただろうけど。
火力中心のエネルギー政策をとれば、万が一マラッカ海峡が封鎖された場合、
日本は3ヶ月で干上がる。しかし、原子力を主軸とすれば最低一年は
なんとかなる。この一年の間に外交交渉で海峡の封鎖を解く。
大日本帝国が連合国に対して戦線布告せざるをえなくなったのは、この米国を
はじめとするいわゆるABCラインによる対日原油輸出禁止だったはずだ。
我慢できなくなれば、戦争でもなんでもしなけりゃやっていけなかったわけ。
開戦にいたるまでの外交交渉の時間をかせぐための政策が
原子力政策だったってことに気づいていない人は多い。
自然エネルギー? 総理、それは論外ですw
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1~4号機廃炉、7~8号機増設計画中止…東電
(読売新聞 - 05月20日 16:04)