ふと、風呂に入りながら思ったことを書いてみます。
以前、
燃料電池が普及したら、電力供給の仕組みが変わるかも、
と書きましたが、ちょっと考えを進めてみました。
僕は、原子力の業界の人なんで、ついついひいきしたくなりますが、原子力、
その中の高温ガス炉というものは、同じエネルギー単位で考えれば、
今実用化できる中ではもっとも割安のエネルギー源だろなと思っています。
一方で、電力は瞬間瞬間で需給を調整する必要があるのですが、
原子力はその点、出力の調整が俊敏でないという欠点があります。
というわけで、その欠点は、保管のしやすいガスや水素に期待しては
どうかなぁと思います。
つまり、ベースは安い原子力でエネルギーを生産し、細かい需給の調整は
各家庭や工場にあるガスや水素を使った燃料電池で賄おうというものです。
もちろん、風力発電や太陽光発電も活用するに越したことはないと思います。
しかも、高温ガス炉の場合、出力が小さいので、今までのように大規模な
電力網は要らず、比較的小さな数十万人規模で電力網を形成できると思います。
うまくシステム化が進むようならば、そのシステムごと海外で展開できることも
可能だと思うので、世界を平らにするには役に立つかなぁと思います。
#なんか自分のエントリのまとめみたいになってしまった(^^;