インド映画かなにかで、「騙すほうより騙されるほうが悪い」という言葉が
あると聞いた事があります。
なぜなら、騙される人間がいるから、騙す人間ができてしまうのだと。
騙されない賢明さがあれば、騙すという悪事を働く人間を出さずにすむとの
考え方だったと思います。
自分にも思い当たる節があって、僕の場合は一度騙されて、
逆に騙した弱みにつけこんで、ひどいことをしてしまったことがあります。
その時はそんなつもりはなかったのですが、振り返ってみれば
そういうことだったんだと思います。
と、最低なことをしているのですが、それも含めて自分なんだなと
今は考えてます。
きれいなばかりでなく、汚れたところも含めて自分なんだと。
仏教で言うところの業って、こういうものなのでしょうか。