先日、少子高齢化のエントリを上げましたが、実は、ミクロに見れば、
みんな対策を建てはじめています。
わかりやすいのが、実家の母親に子供を預けること。
これって、少し引いて見れば、当人が働き続けられること、
お母さんが遊休状態になっていたのを稼動状態に出来ること、という効果があり、
経済的に意味があることだと思います。
もちろん、この流れをしっかりとしたものにするには、雇用の状態をよくする
必要があり、それは当人の努力だったり、政府の働きかけ次第だったりします。
#下手すると、保母さんの失業が増えるだけだったりします(^^;
僕が経済学に興味があるのも、こういった身の回りで起こっているミクロな現象が
全体から見てどういう意味を持つのかというのを解釈したいからです。
同じように、働く意志のある高齢者に働き続けてもらうのも、
有意義なことだと思います。
ただ、重ねて言いますが、それも雇用の状態が良いからこその有意義さです。
下手すると、単に若者の雇用を奪うことになりかねません。
古くて新しいテーマだと思いますが、失業率0は無理にしても、
完全雇用というものは大事だなぁと思いました。