何か違いませんか?
日銀の利上げ失敗と円安・虚構の好景気
低金利政策に依存するだけで、自前ではほとんど有効な施策を打ち出せない政府こそ動かなければならないはずなのだ。今回の景気は期間さえ長いものの内需を掘り起こしての自律的な景気回復ではない。一部の大企業が海外で大きく利益を積み上げただけであり、消費者の懐にお金が回るどころか、勤労者の収入は微減の有様だ。既に決まっていたこととは言え、今年に入って所得税からの恒久減税分が廃止になり、確実に家計は縮んでしまう。
内需がなくて、外需だけだからだめだというのが主旨になるのでしょうけど、
それって、思考停止してませんか?中曽根さん時代から。
日本の勤労者が減っていくと言う現実は、
純粋な内需が確実に小さくなってしまうことを意味しませんか?
それでも内需を拡大したいなら、所得を得るために外に行かなければいけないと
思いませんか?
金利に象徴されるように、国内の資金需要より海外の資金需要のほうが
高いなら、海外にお金を持っていくべきだと思いませんか?
そろそろバブル・高度成長時代の思考から脱却しましょうよ。
そもそも経済の解決策を政府に求めるのをやめましょうよ。
せいぜいできることは邪魔をするなということと、
健全な社会のための所得再分配ぐらいなんですから。