あらかじめお断りしておきますが、僕は炉物理という原子炉の炉心の技術者の
はしくれで、プラントは専門ではありません。
そのため、技術的に正しくない内容が以下のエントリに含まれる可能性が
ありますが、なにとぞご容赦ください。
技術的な誤りなどご指摘いただけると幸いです。
原子力発電所の耐震設計審査指針の改定および
表1 耐震設計上の重要度分類によるクラス別施設
を読んでいただくとよくわかりますが、
今回の中越地震で問題のあった箇所はCクラスという
耐震性をあまり求められない設備のようです。
地震の強さは想定以上でしたが、
起こった被害はどうやら想定の範囲内のようです。
ひとつ気になるのは、
使用済み燃料プールの水位低ですが、
30分で復帰できているので、問題ないかと。