たとえば、年金問題の解決に、高齢者輸出(言葉悪いな。。)や移民による
若年化を考えるのは、風下に逃げるようなものです。
つまり、人口ピラミッドを今までどおりの末広がり(=低年齢層が高年齢層より
多い)を保つために、高年齢層をカットしたり、低年齢層を増やそうとすることです。
#僕が言ってたのも、この中に入りますね。
けれども大きな流れの中で、人口ピラミッドが今までとさかさまになっているという
事実は変わらないのですから、じわじわと追い詰められます。
一方で、人口ピラミッドの変形に応じた社会システムに切り替える、というのが
風上に逃げることになるでしょうか。
どういったシステムがいいのか、今すぐには思いつかないですけど、その
過渡期という火の中に身を投じ、通り抜けることが出来れば、恒久的な
安全地帯にたどり着けるのかもしれません。
この「かもしれません」というのが曲者で、ひょっとしたら答えが見つからず
焼け死ぬということもありえます。
おそらく、いろんなデータや歴史を考慮に入れて、答え探しのリスクをとりに
行くことになるのでしょう。