twitterで教えていただいた
環境省の資料から、簡単に考察してみました。
まず、日本の1年間の総発電量ですが、約1.1兆kWhです。
この発電量が、一日中ずっと同じだとすると、24時間365日で割って、
約1億kWの発電設備が必要になります。
#実際は時間帯によって発電量が変動しますし、稼働率も100%ではないですから、
#3億kWくらいの設備容量があります。
参考
環境省の資料によると、再生可能エネルギーの追加ポテンシャルは
以下の通りだそうです。()内は想定稼働率。
【太陽光】1.5億kw(12%)
<追記>住宅用として、さらに1億kW程度のポテンシャルがあるようです。
【風力】19億kw’(30%)
【中小水力】1400万kw(65%)
【地熱】1400万kw(80%)
ポテンシャルとしては、風力が有力なようです。ただ、風力は
適地がほとんど北海道と東北に偏っているのがネックです。
たとえば原子力50基4000万kwを風力で置き換えるための装置費は
以下のようになると思います。
まず稼働率の違い(風力30%、原子力75%)で、設備としては1億kW程度必要。
資料によると装置費は25万円/kW。ゆえに装置だけで約25兆円ほど必要。
【追記】ちなみに会社四季報によると、
電力10社の売上(ほとんどが電気代)の合計は年約16兆円です。
ざっくりとですが、そんな感じのようです。