こんなことをつぶやいてしまったので、自己フォローのためのエントリ。
『つぶやいたこと』
”チャレンジという言葉が気になっているけど、自分ではそれをしていると思う。
働く、学ぶ、遊ぶ、すべての時間は自分の大きな絵に向けて注ぎこんでいる。
けど、それをきちんと説明していないのも、事実か。”
”日本が抱える問題、これからアジアや世界が抱える問題、
そんなものを頭に置きつつ、自分のできる小さな?ことに取り組んでいるつもり。
日本を変えるとは言わないけど、ご縁で泉佐野のそんな流れの中に
関わらしてもらっている気がする。それをきちんと言葉にすることから、か。”
『大きな絵』
大きな絵から話すと、毎度の人口動態の話。敗戦から高度成長の裏返しとしての
少子高齢化が日本の直面している課題の根っこだと考えています。
今までのさまざまな仕組みをこの人口動態に合わせて作り変える、
というのが喫緊の課題。そして、この課題に関しては、
日本が世界で一番進んでいるために、自分たち自身でモデルを作る必要がある
というのが課題をさらに難しくしているとは思っています。
定年を延ばしたり、年金の受給開始年齢を遅くするのは当然の処置。
それを前提として、とばっちりを食う若者の雇用をどうするのか、というのが
短期的には最大の課題だと思います。
中長期的にはいわゆる従属人口の負担をいかに減らすか。
高齢者の医療介護負担、若年層の教育負担。
どちらもイノベーションが必要だと考えています。
ただ、前者については、日本が世界一の市場であるせいか、
進みつつあるような気がしています。後者については、少子(高齢)化を
避けたいと考えるのなら、たとえば今の30人学級のアウトプットを
200人学級でも出せるようなイノベーションが必要だと思います。
#これ以上、世界的視点で見て、人口を増やしてどうする、とも思いますが。
『自分のチャレンジ』
そんな大きな絵の中で、若者のために外需を取り込めるような産業を増やす、
というのが喫緊の課題だと思います。そのために、小さな一歩かもしれませんが、
10年後にはアジアの人たちが見に来てくれるような花火を上げたいと
今取り組んでいます。
#自分も若者ですが(^^;
医療介護については、この花火の取り組みの中で縁をもらった人の話を
伺いながら、少しでもお役に立てれば、と行動しています。
教育についてはまだまだです。これも花火の取り組みの中で縁をもらった人の
塾をほんの少し手伝いながら、何かができれば、と行動中です。
仕事で原子力を生業としていますが、これはこれで、これから新興国で
必要となるエネルギーを賄う技術として大切なものだと考えて、働いています。
できれば、もっと小さな出力の原子力を開発して、「誰でも、どこでも、いつでも」
原子力を使えるようになれば、と思っています。
おおよそ経済(生活)は人口動態と資源(エネルギー)で決まってくると思います。
そこをどうするか、それを軸に考え続けています。
『未来への投資』
こういった形で、少子高齢化を迎えた社会がどうしていけばいいのか、
そういう問いから生まれたシステムや産業は20年くらい後を追ってくる
アジアの国々で必要なものですし、競争力を持つ産業になると思います。
少子高齢化への対応、というとなんだか後ろ向きな感じもしますが、
そういった意味で、実は未来への投資にもなっていると思います。
そんなことを考えながら、生きています。