昨日、みんなで飲みながら、「昔3人でやっていた仕事を一人でしている」
という話が出てきました。時々は聞いていた話なのですが、
典型的なデフレの風景だなぁと感じました。
のんびりと3人で仕事を分担してするか、1人でテキパキとするか、なかなか
難しい選択です。前者は就業者が多く、後者は効率の面で見れば上です。
前者の状態から後者の状態に移っていき、残った2人は人手が必要な新たな
産業や職へ移っていくというのが理想的なところでしょう。
しかしながら、今の日本にはそういった新しい職が、失業した人のスキルや量に
見合うだけはないというのが、ざっくりとした実態でしょうか。
そんなわけで、僕自身としては、短期的にはインフレを目指し、長期的には
新規産業の育成と言う、ある面から見れば矛盾した目標を追うべきなのかな、
と思っています。