以前、コメントで鎖国策について触れましたが、そろそろ書いてみようと思います。
結論から言うと、僕自身は鎖国は政策としてありだと思うし、選択肢として
準備しておくべきだと思っています。ただし、現状では鎖国は無理なので、
当分は鎖国できるような体制作りを進めるべきだと思っています。
広い意味では、鎖国策を取れる国づくりは国としての競争力を強めると思います。
書く気になったきっかけは、
2008年IMF占領を読んだことにあります。
#ちなみに、この本への感想としては、「財政均衡」への筆者の熱意は
#よくわかりますけど、主旨には賛同できるほどの裏づけがないなぁと思います。
(追記)
#あと、70歳現役、という考えには理由は異なるとは言え、賛同できます。
#年金問題から考えても、健康の面から考えても、それぐらいがちょうどいいかと。
この本の中で、江戸時代、西洋各国は植民地政策に乗り出したのに、日本は
鎖国政策を取り続けたことを筆者が評価していることがあります。
この点については、僕も同意で、それは正直なところ、グローバル経済化って、
物理的な戦争の替わりにに経済的な戦争をしてるなと思っているせいです。
経済的な戦争は、おそらく物理的な戦争よりはいいんでしょうけど、もっといいのは
戦争せずに済むことかな、と感じています。
なので、出来うる限り各国は自立して、必要最小限の貿易をすればいいのにな、
と思っています。
#こうなる前提としては、世界中の「生活水準」が近いものになる必要があるとは
#思いますが。。
というわけで、ここ数十年で日本は一国だけでもやっていける体制作りをし、
そのモデルを世界に示す役割を担えるようになればいいな、と考えています。