こんばんわ、ひろです。
近頃の日本では、流れ作業からいわゆるセル生産(一人で完結した生産)に
移りつつありますが、ひょっとしたら経済でも同じことが起こるのではないかな、
と思っています。
つまり現在の分業型から自給自足型への移行です。
経済学では分業型のほうが、資源配分が有効にされるので、効率的だと
いうことになっていますが、そうではないんじゃないか?と思いつつあります。
そう思うわけは、需給の調整が必要だからです。各人が個人個人で
生産しているときは必要な量よりも多く生産してしまうということは
まずありませんが、消費するところから離れて生産する場合には、
消費量より生産してしまうことは多々あります。
今までも、このようなことは過剰在庫として明らかになっていたのですが、
環境問題がよりきびしくなってきている昨今、余計にその余剰分が重く
のしかかっていくのではないだろうかと思います。
電力業界で言えば、発電所で集中して発電しているシステムから、
各家庭への分散型発電システムに徐々に移行していることがあります。
最終的にはあらゆるものが、消費地での生産という形に向いていくの
ではないでしょうか?
#今はまだ世界レベルで見れば人件費に格差があるので、
#すぐにはそうはならないでしょうけど。。