自分にとって当たり前のことでも、ここに書いて意味があるのかなと思えるような
ことが起こっているようです。
たとえば、新生銀行がEB債の株式を外国為替に置き換えたような商品を作って、
公正取引委員会から広告の排除命令を出された件。
公正取引委員会の言うことはまったくもって正しいのですが、
こういう商品に騙される(?)人も結構いるんだなと思いました。
商品の仕組みとしては、預金の利率が3%と高めに設定されていますが、
同時に米ドルのレートがリンクされていて、円安になれば円のまま預金が
戻ってきて、円高になれば、米ドルで預金が戻ってくる仕組みのようです。
つまり、為替面では円安というリターンはなしで、円高のリスクだけ負うわけです。
そのデリバティブの代金が、割り増しされた預金の利率となっているわけです。
法律上はともかく、こんな商品、デリバティブ以外の何者でもないと思うのですが、
「預金」という名をまとっているのはいかがなものかと。。
#今HPで再確認したら「デリバティブ預金」って書いてありました。なんじゃそりゃ?
新商品のスタートって、こんなものなのかもしれないですけど。。