「中国人という生き方」(集英社新書・田島英一著)という本を読み終えました。
いろいろと書いてあったのですが、最後のほうに第四の権力としてのマスコミに
関する記述がありました。
賛否両論いろいろあるとは思いますが、今の中国は大雑把に言って、
昭和30年代の日本なんだろな、というイメージを僕は持っています。
具体的に言えば、暴力団同士で「出入りじゃ~」と言っているような感覚です。
だから、賄賂の話があったり、上場企業の社長がカネもって夜逃げしても、
さもありなんと思いながら株を買ったり、ニュースを聞いたりしています。
#もちろん、多くの人たちはきっちり生きていると思っています。
そんな中で、表向きの力だけでは裁ききれない事柄を、第四の権力である
マスコミが暴いて、浄化作用をもたらしているなと思いました。
日本では、そういうこまごましたことは何とかなると思っています。もっと、
本質的なものに対して、深く切れ込んでくれないかな?そう感じています。
そうすることで、これから現れてくるインターネットが生まれたときから当たり前、
という世代をつかむことが出来るようになるかもしれません。